○○がむすめん。に救われた話2

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http://hachoblog.hatenablog.com/entry/2016/05/14/160034


絵を描かなくなった私はしばらく他の人のイラストや動画など見たり、とりあえずネットに入り浸りました。

「あーこの人のイラストいいなーこんな風に描けたらなー」「こういうのを個性のある絵って言うんだ」「自分の個性のある絵って」「結局私はパクることしかできない」

無限の負のループでした。

きっとこれがあったからむすめん。を好きになったキッカケとかそういうの覚えてないのかもしれないですね(笑)

そしてある日、むすめん。好きだった私はなんとなくpixivでむすめん。を検索しました。

その頃は「三次元の人の絵を描く人とかいるのかなー」とか思ってました。


検索結果


けっこう描いてる人いる…

しかもけっこう似てんな…

面白そう…


久々に制作意欲というものが湧いてきました。

何回も描きました。
動画を見て観察しながら、「あ、ここにホクロある」とか。
こう描けば似せれるかも…とか。

二次元とかはもう「絵柄」っていうのがあるじゃないですか。
でも三次元って元は存在してるし、描かれている人物じゃないので、「パクリ絵」とかそういうのを気にせず描けました。

もちろん似せるというのは難しいです。気まぐれプリンスの場合、ただアシメとホクロがついてるだけで、目が大きかったり口がへの口だったら少し違和感じゃないですか。(今はもうそんなの気にしてなi)

より本人に近づけるために試行錯誤してました。

それをしていくうちに、なんとなくですが「自分の絵柄」を見つけることができた気がしたんです。

そして久々に絵を描くことに対して

「楽しい」

って思えるようになったのです。

きっと忘れてはいけないことだったんです。
幼稚園の頃からずっと描いていたのに、なんで忘れていたんだろう。
楽しいって思えることが嬉しくて私はつい涙を流してしまいました。

それからは、また絵を描くが好きになりました。
昔よりももっともっと。


あの時pixivで検索していなければ
あの時好きになっていなければ
あの時むすめん。を見ていなければ


大袈裟かもしれないけど、私を救ってくれたのは
むすめん。なのです。


みんなとはちょっと違う、むすめん。への感謝かもしれないけど。


だから私は今もむすめん。の絵を描き続けているのです。



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